1年間の独学でTOEFL65→106突破の勉強法(General編)

海外大学院留学を目指す上で避けて通れないのは、なんと言ってもTOEFLですね。

私は2020年1月から本格的に勉強を始めて、2020年12月にTOEFLスコア106をスクールなどには通わずに取得しました。正直、この一年間はTOEFLのスコアを上げるためだけの一年だったように思います。笑

この記事、私が最初に受けたTOEFL65から最終スコア106までどのような勉強をしたのかを紹介したいと思います。これからTOEFLの勉強をする人の役に少しでも立てたら嬉しいです^^

TOEFLスコア106までの道のり

まず最初に、TOEFL106を取得するまでのスコア推移です。

2019年8月 R12、L20、S18、W15(65)

2020年1月 R19、L25、S19、W20(83)

2020年3月 R23、L25、S18、W21(87)

2020年4月 R25、L20、S22、W23(90)

2020年5月 R26、L25、S21、W24(96)

2020年6月 R29、L26、S23、W19(97)

2020年7月 R27、L29、S24、W22(102)

2020年8月 R28、L25、S22、W25(100)

2020年11月 R25、L28、S23、W24(102)

2020年12月 R28、L28、S23、W27(106)

2019年8月にTOEFLの概要を理解しようと思い立ってほぼノー勉(ちょっと単語やったかな?程度)の状態で受験してから、2020年1月頭に本格的に勉強を開始しました。なので、最終的に106を取るまで、しっかり勉強したのは1年間でした!

ご覧の通り、かなり長い道のりだったTOEFLの勉強。ここに書いていないけれど、月に1~2回のペースで受験していました。お金も時間もかけて、最後の試験で106を獲得できた時の喜びは本当に言葉にならないもので、スコアレポートがWEBにアップされたのを確認して本当に小躍りでした。笑

では、早速わたしがどのような勉強をしたのかを紹介していきます!

TOEFL攻略のための参考書・教材

TOEFLの勉強については、基本的にネットで情報を集めて独学で学びました。そのため、ここではわたしが実際に活用させてもらった参考書やホームページ、教材を紹介します。

1. おすすめのTOEFLサイト

まずは、実際に勉強を始める前にTOEFLとはなんぞや?を理解するのが重要です。TOEFLの概要理解と勉強方法を知るために参考にさせてもらっていたサイトを紹介します。

▼There is no magic!

言わずと知れた、にゃんこ先生の英語学習支援ブログ。このブログの内容を読んでみればTOEFLの概要はまず理解できます。そして、各セクションの勉強方法なども記載してくれているのでとても便利!まずはこのリンクページを熟読するだけで勉強法については把握できます。

▼Atsueigo

こちらも英語勉強界隈ではとっても有名なブログです。管理人のAtsuさんは、TOEIC満点・TOEFL114とかなり高い英語力をお持ちの方。それも独学で勉強したとのことなので本当にすごいな〜と思ってたくさん参考にさせていただきました。こちらのサイトでもTOEFLの概要や各セクションの勉強法など詳細に紹介してくれているので、にゃんこ先生のブログと併せて熟読していました。

まずはこの二つのブログを熟読し、あとはそれに沿って勉強を始めました。

2. おすすめの参考書

本屋さんにいくと色々なタイプのTOEFL対策の参考書が売られていますが、正直TOEFLは、ETSのオフィシャル参考書とオンライン教材が効率的で良いと個人的には思います。

そして何よりも大切なのは、買った参考書を必ず何周もすること!いろんな参考書に手を出して、1回しかやらないのはもったいないです。何周も何周も繰り返して勉強することで、一つの参考書で学べることが身につきます。TOEFLの参考書は決して安くないので、最小の出費で、最大の効果を期待するためにも参考書は何度も繰り返して使うのが一番効率的です。

これから紹介するのは、私が実際に購入した参考書です。

■単語帳

TOEFLを受験する人で、これを買わない人はいないのではないかというレベルの鉄板単語帳。単語帳選びは、これ一択です。

出題頻度順にRank1~4に設定されています。Rank3まで理解できるようになれば、十分にReadingスコアはついてくると思います。実際わたしは、Rank3までを覚えてReadingセクションで27~29をコンスタントに取れるようになりました。

サエコ
サエコ

単語の覚え方って、本当に悩みますよね。

わたしが大学受験の時からやっていた単語帳の使い方をご紹介します!

  1. 暗記する範囲を決める(まずはRank1からですね!)
  2. Rank1の単語を最初から順番に1周し、全て確認して、わからない単語には鉛筆でチェックする
  3. 鉛筆でチェックした知らない単語だけを最初からもう一度確認する
  4. チェックした単語で、2周目以降で暗記しているものは鉛筆のチェックを消す
  5. 全ての単語のチェックが消えるまで、最初に戻って繰り返す
  6. 全ての単語のチェックが消えたら、次のRankへ
  7. 全てのRankをコンプリートしたら、Rank1に戻る・もしくは苦手なRankへ

これをひたすら繰り返します。わからない単語鉛筆でチェックするのがポイントです。(何度もチェックをつけたり消したりするので、ボールペンを使うとかなり不便です!)

単語帳は1周やって完璧に覚えられるものではないので、何周も繰り返して覚えるのが一番効率的です。わたしは結局TOEFL3800を上記のやり方で全部で9周は少なくともしました!

単語は最初にやっつけておけばあとが楽です。とにかくスピード重視で、一つのRankにつき7~10日間で終わらせて、最初の1ヶ月でTOEFL3800を1周できるようにするのを目標にスタートするのが良いと思います。達成感もありますし、その後のReadingやListeningの勉強も捗るのでおすすめです。

■参考書

(1)ETS公認ガイド TOEFL iBT(2020年5月第5版)

単語帳をひとまず1周終えたら、オフィシャルガイドを手始めにやってみるのが良いです。

近年TOEFLは問題の出題形式を変えたりしているので、できるだけ最新のオフィシャルガイドを使用するのがおすすめです。まずはオフィシャルガイドを使って、R・L・S・Wの全てを本番と同様に解いてみましょう。CDもついているので、わたしは本番と同様にPCベースで問題を解きました。

きっと解いてみると、PC画面を通して約4時間英語を読み書きすることの辛さを感じると思います。まずはそれを感じるのが大切なので、1回だけフルで問題を解いたら、それ以降は各セクションの勉強に移ります。オフィシャルガイドの問題は実際のTOEFLで昔出題されたものなので、ある程度TOEFLに慣れてきた頃から活用するのがおすすめです。

(2)Longman Preparation Course for the TOEFL Test

オフィシャルガイドをやってみて、なんとなくTOEFLのイメージを掴んでからはこちらの参考書に取り組みました。全て英語の参考書です。各セクションの各出題形式について細かく解説があり、基礎練習から演習問題まで幅広く扱っているので網羅的に勉強ができます。この参考書を1周すれば、TOEFLの問題に慣れてきます。

また、インターネットでアクセスして+αの問題演習にも無料で取り組めます。参考書に記載してあるURLにアクセスして、参考書についているシリアルナンバーを入力するとログインできます。これも、PCで英語を使うことに慣れるためにとても役に立ちました。

わたしはロングマンの本を2周してから、(1)のオフィシャルガイドに戻って実践問題を解きまくる方法で勉強をしました。

(3)Official TOEFL iBT Tests Volume1 / Volume2

(1)のオフィシャルガイドの演習・実践問題をやってからは、次にこちらのオフィシャル問題集のVolume1と2を購入して実践問題に取り組みました。この問題集は、それぞれ5つの実践問題が入っています。たぶん英語版しかないので、そこだけ注意してください。

特にReadingは単語ができて、基本的な文法などを理解したらあとは多読と実践にたくさん取り組むのが一番の近道だと思います。とにかく、オフィシャル問題集を何周もして実践を重ねました。

実際に購入して、使い込んだ参考書は以上です。あとはひたすら参考書を繰り返して、ReadingとListeningはスコアを地道に上げていきました。SpeakingとWritingについては上記以外にも取り組んだことがあったのでまた別途紹介します^^

TOEFLの勉強を始めた人、始めようと思っている人に少しでも役に立てば嬉しいです。TOEFLはやれば絶対スコアは伸びるので、頑張りましょう〜!!!!

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