TOEFL Home Edition受験レポ

コロナの状況下、受験会場への移動や会場での密を避けるために2020年4月から日本でもTOEFL Home Editionを受験できるようになりました!

ETS、本当に素晴らしい…!!わたしも5回ほどHome Editionで受験しました^^

2020年11月のETSの更新によると、2021年以降もHome Editionは継続するとのこと。この世界的な状況の中で、受験者のことを思って素早い対応をしてくれるETSに本当に感謝です。

Home Editionは自宅で自分のPCを使って受験するので、いつもと少し勝手が違って緊張しますよね。今回は、そんなHome Editionの受験レポをしたいと思います!今後、Home Editionを受験する方の参考になれば嬉しいです♡

TOEFL Home Edition 受験のポイント

1. 申し込み・セッティング

Home Editionの受験申し込み・セッティングについては公式サイトがわかりやすい動画で紹介しているのでみてみてください。

注意が必要なのは、Home Editionの受験日程を確保すること

「Home Editionだからいつでもすぐ予約できるでしょ〜」と思いがちですが、実はそんなこともないのです。わたしが受けたときは、基本的には平日の受験枠が多く、土日に受けたい場合はなるべく早く予約をすることをおすすめします。その後、試験日程が変わっているかも知れないのでぜひ早めに確認してみてください。

2. 準備するもの

通常のTOEFLとHome Editionの大きな違いは、メモを紙にできないことです。

①ホワイトボード1枚 / ホワイトボード用マーカー1本

②透明なシートプロテクターに入れた紙1枚 / ホワイトボードマーカー1本

このどちらかのセットを準備することになります。②の透明なシートプロテクターって??って感じなのですが、例えば紙を収納する透明なファイルの1ページを切り取って中に紙を入れて使うとか、そんな感じなのかな?と思います。

カンニング・テスト内容漏洩の防止のために、遠隔の試験監督からテストの最初に使用するホワイトボードとマーカーを見せるように指示されるのと、テストの最後には「メモを消して下さい」とアナウンスがあり、消した証拠にホワイトボードを見せるという一連のやりとりが発生します。

わたしは、単純にホワイトボードとマーカーを購入して試験に臨みました!

購入したのはこちら。

▼ホワイトボード:ノート型ホワイトボード NEWYES

 ノート型になっているので、1枚分を切り取って使用しました!

▼ホワイトボードマーカー:バタフライボード 0.5mm極細ホワイトボードペンシル

 これはとってもおすすめ!極細でとても書きやすいマーカーです!!

ホワイトボードもマーカーもHome Editionで使用するだけではなく、その後のTOEFLの勉強の際にもそのままメモ帳がわりに使っていました^^ノートや紙を必要としなくなったので、エコで一石二鳥でした!

3. 実際の受験風景

左から:PC・ホワイトボード消し布(バタフライペンについてきます)・ホワイトボードペン・パスポート・ホワイトボード(ホワイトボードが使いすぎて汚い…笑)

遠隔の試験監督に「PCの周り(携帯のインカメラを使って見せる or 手鏡で見せる)・卓上・部屋の四隅が見えるように一周・テーブル下・携帯電話を置いた場所」を見せるように指示されます。

サエコ
サエコ

少しでも怪しいものがあると大変なので、当たり前ですが、テーブルの上はできるだけきれいにしておくのが良いですね!

あ、あとはインターホンの音は必ず消しておきましょう!途中で宅配がきたら大変なので。

受験が始まってしまえば、ほぼ通常と同じなので安心です。

続いては、実際にはわたしが体験したHome Editionであったハプニング(?)を紹介します。今だから笑って受け流せますが、こんなこともあったんだよ〜という知識としてどうぞ。笑

TOEFL Home Edition でのハプニング体験

  1. 試験がなかなか始まらない

アメリカのサービスを利用する中で、これは可愛いもんですね!こちらとしても、もはやオンタイムで試験が始まることを予想していないというか。笑

わたしが体験したのはこちらです。

  1. Protocol(テストシステム)にログインして開始したが、その後10分試験が始まらない
  2. 途中の10分間休憩が終わったが、その後25分試験が再開されない

途中休憩の10分間が最終的に35分になったのは、幸か不幸か…と言った感じですが、TOEFL受験後に特段予定があったわけではなかったので気になりませんでした。

ただ、さすがに35分もじっとして待っているのは苦痛なので、それ以降に試験を受ける際は休憩時間が終了したらチャットボックスでその旨を伝えて、遠隔の試験監督にこちらからアピールするようにしました。チャットボックスでアピールするようになってからは、さすがに5~10分程度の遅れで試験再開することができるようになりました^^

2. 遠隔の試験監督に試験中に話しかけられる(驚)

これはもう今となっては笑い話ですが、その日は本当にムカつきました。笑

ReadingセクションとSpeakingセクションを受けている最中に「あなたの手元が見えないから、カメラをもう少し下げて欲しい」と試験監督から話しかけられました。

確かに、ReadingやSpeakingなど中〜長文の英語を読むときってどうしても顔が画面に近くなってしまうんです。だから、きっと遠隔で監督している相手にとってはわたしのおでこ辺りがずっとカメラに映っていて、手元が見えなかったのでしょう。

とはいえ!!!笑

一回2万5000円ほどの受験料を払って、こっちは命がけで受験しているのに、それを邪魔するような声がけは本当に勘弁して欲しかった…。Speakingセクションに至っては、回答を準備している間に話しかけられたので、回答の準備ができずにレコーディングになってしまいました。

Home Editionが始まったばかりの2020年5月のことだったので、試験監督の監督ルールもきちんと決まっていなかったせいもあるかもしれません。それ以降に受けた試験(2020年11月や12月)はそのようなことはありませんでした。

アメリカのサービスを利用するときは、おおらかな気持ちが大切なのだと改めて感じた出来事でした。笑

TOEFL Home Edition の感想

TOEFL Home Editionを5回受験してハプニングもありましたが、総じて個人的にはHome Editionは非常におすすめです!

わたしが感じたメリットはこちら。

  1. 自分の使い慣れたPCで受験できる(Writingに有利)
  2. 他の受験者の声が雑音にならない
  3. 受験会場に行く必要がないので、時間短縮になる

特に、使い慣れたPCでWritingを受験できるのは本当によかったです。

わたしは普段、MacBookAirを使っているのですが、受験会場のPCは通常Delのデスクトップがほとんど。キーボードの配置や感触が違いすぎて、いつものタイピング速度よりもかなり遅くなってしまうのが悩みでした。それがHome Editionでは、自分の使い慣れたPCでタイピングができるのでWritingでもIndependetで文字数450文字程度は入力できるようになったのが大きなメリットでした!

あとは、他の受験者の声が雑音にならないのもポイントですね。Readingを受験している最中に他の受験者の「I live in Tokyo」が耳から離れなかったり、Writingで神経を集中しているときにSpeakingセクションをやっている受験者の声が邪魔になったり。Home Editionの前は、それが当たり前だったけど、そんな小さなことの積み重ねが意外と自分の集中力を削ぎ落としていたのだなぁと気付きました。

Home Editionは、家庭環境や人によって向き不向きがあると思いますが、一度試してみるのも良いかもしれません。個人的にはおすすめです!!

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