海外大学院進学を目指して、まず最初に調べた出願のプロセスについて。わたしも、大学院留学をした方のブログを読み漁って日程のイメージを掴みつつ進めていったので整理しておきます^^
出願した大学院
出願した大学院は全部で5校。
- Teachers College Columbia University : Adult Learning and Leadership
- Harvard Graduate School of Education : Human development and Education
- Pennsylvania Graduate school of Education : Interdisciplinary Studies
- Tufts Graduate School : Educational Studies
- UC Berkley graduate school of education:Learning Sciences and Human Development
全てHuman DevelopmentやLifelong Learningを学べる大学院・学科を選択しました。
アメリカの大学院ばかりなのは、やはり世界の中でもアメリカの高等教育は群を抜いていること、そして単純に学びたいをしっかりと体系的・学術的に学べる最先端の場であるこということです。
その中でもやっぱりTeachers College(TC)が学びたい内容とどんぴしゃで、大学院の出願を決めてからずーっと第一志望でした!
なぜ大学院出願を決めたのかはこちらの3記事からどうぞ^^
出願資料
出願資料は大学院によって違いますが、わたしが今回上記の大学院を出願する上で必要だったものはこちら。
- 大学の卒業証明書・成績表(英語)
- 上記の証明書をアメリカ規格に修正した資料(WES・ECEに申請)
- TOEFLスコア
- 推薦状(2~3通)
- Statement of Purpose(エッセイ)
- Curriculum Vitae(Resume)
この中でも、リードタイムがかかるのがやっぱりTOEFLのスコアメイク。大学院出願を決意してから、時間も労力も一番かかったのがTOEFLでした。また、通常であればGREのスコアが必要な大学院もあるので、それも時間がかかるポイントですね!(後述しますが、わたしはGREは受けていません)
大学院出願プロセス
出願までのプロセスはこんな感じ。だいたい1年くらいで準備しました!
- 2019年7月 海外大学院進学を決意(決意しただけで特に勉強してない)
- 2019年8月 TOEFL1回目受験(ノー勉。65点)
- 2020年1月 TOEFL勉強を本格的に開始、1月末に2回目のTOEFL受験(83点)
- 2020年7月 TOEFL102点
- 2020年8月 エッセイ準備開始 / 奨学金申込準備開始(伊藤国際・CWAJ:全部だめでした)
- 2020年11月 推薦状準備開始 / エッセイ準備を引き続き
- 2020年12月 WES / ECEへTranscript送付、TOEFL106点、UB Berkley出願完了
- 2021年1月 各大学院へのアプライ完了
- 2021年3月 Teachers College、Harvard Graduation School of Educationに合格
基本的にGREの受験不要で出願できる大学院を選んで出願していたので、GREについては勉強していません。そして、今年はコロナの影響もあって通常であればGREのスコア提出が求められる大学院であってもGREスコアがwaive(免除)されるケースが多々あり、そのおかげでHarvard・Penn・Tuftsに出願することができました!
正直、GRE受けずにハーバード合格できたってなんだか凄過ぎてびっくりしている。確かに募集要件では免除になってるけど、実際は受けてる人多いんじゃないかな?と思っていたから。でも、無事に合格できて本当にうれしい!!
ちなみに、各大学院で特にインタビューはなく、最初にアプライして合否結果がくるまでは約2ヶ月程度でした。
奨学金については、学部時代のGPAが悪過ぎて全滅…。これから最後の悪あがきをします…!がんばるぞ!
とにもかくにもTOEFLのスコア
海外大学院受験、とにもかくにもTOEFLのスコアがなければお話になりません。
トップスクールは基本的に100、ハーバードは104が足切りラインでした。
2020年1月に勉強を本格的に始めてから、毎日5時間はすくなくともTOEFLの勉強をしていました。休日はそれ以上。ちょうどコロナの時期なども重なって在宅で仕事をするようになったこともあり、自分の自由な時間は基本的に英語漬けでした。
わたしは大学時代に語学留学をしていて、その当時TOEIC930を取っていました。それでもTOEFLを最初に受けたときのスコアは65でした。英語力が当時より落ちていたのはもちろん理由にはあると思いますが、総じてTOEFLのスコアアップの難しさを痛感しています。
TOEFLの勉強は、本当にめちゃくちゃ苦しかった…。
始めのうちはスコアがするする伸びますが、90→100のスコアの壁と、100→105のスコアの壁が高い。精神的にかなりやられました。笑
それでも、英語の勉強は本当にやればやっただけ伸びます。とにかく、ひたすら英語に触れること!近道なんてものは本当になくて、【勉強の仕方】を学んだらあとは愚直にそれを継続するしかありません。
TOEFLの勉強法については、TOEFLというカテゴリで記事を書いているのでぜひ見てみてください^^
キャンパスビジットや在校生・卒業生のブログでイメージづくり
わたしはできなかったけれど、本来であれば、出願する前に一度キャンパスビジット(実際に大学に訪れること)をするのが良いとされています。それは、志望校についてイメージを膨らませるため。わたしも、できることならしたかった!!!
正直、海外大学院進学のプロセスってめちゃくちゃ孤独です。
現在の日本の中で海外留学を目指す人って本当にマイナー人材だから。特に今年はコロナの影響もあって「コロナなのに海外留学?まじ?」みたいな空気もあって、同じように海外留学を目指して努力してる人が格段に少なかったと思います。
そんなマイナー世界でも夢の実現のために頑張るために、本来であれば、憧れの学び舎に足を踏み入れ、空気をめいっぱい吸い込んで英気とやる気を養い、勉強へのアクセルを踏むキャンパスビジットは最高のツールだと思います。
でも今年はコロナの影響でそれができなかったので、海外大学院留学を経験した先輩や在学生の方のブログを読みあさってイメージを膨らませていました!
先輩方のリアルな留学生活、喜びや葛藤、そして留学・出願における情報がたくさん。めちゃくちゃ参考になるし、モチベーションにもなりました。
この経験への感謝から、出願したばかりで合否がわかっていないタイミングにもかかわらず、わたしもこのブログを開設しちゃったくらい。笑
勉強や出願準備に疲れたら、夢の大学院生活をイメージしながらブログを読んで、Google Mapで大学付近を調べたり、住みたい寮を調べて、近くのスーパーを検索して自分が生活するイメージをつけていました。あとは、英語の勉強も楽しくでくるように、youtubeで学校のある都市の人のVLOGを【英語で】見て聞いて、学びたい内容と近しい情報を【英語で】インプットする。
自分が留学を実現しているその様子を、ありありとイメージしてわくわくして過ごすと、なんだか出願プロセスも楽しくなります。そして余談ですが、このイメージング(ビジュアライゼーション)って、脳科学的にも現実創造する上でとても効果があるそうですのでお試しあれ!
今後について
合格を喜ぶのも束の間、まずはコロンビアかハーバードどちらに行くかなんて人生で最高の贅沢な最終決定をして、渡米の準備にかかります!
- I-20の申請
- VISAの申請
- 学生寮の申請
- 授業選択
- 予防接種
ちょっと考えただけでもやることがたくさんあって大変です…。着実に終わらせて無事に9月を迎えられるように頑張ります〜!!!
コメント
はじめまして。合格おめでとうございます!海外大学院への進学を考えているのですが、コースの選定はどのように行われましたか?なかなか自分の問題意識とコースを結びつけるのが難しい印象なのですが、自分でホームページを一つ一つ見ていったのか、コンサルティングを使ったりしたのか良ければ教えていただけると幸いです。
コメントありがとうございます!
同じ質問をいくつかいただいているので、今度その内容についても記事にしますね^^
今、さえこさんと同様にハーバード大学大学院とコロンビア大学大学院進学を目指して、仕事をしながらひたすらTOEFLに溺れているものです。学びたいこともリーダーシップ論で趣向は若干違いますが、ほぼ一緒です。空いた時間は全て英語学習に溶けていき、ただただ孤独との闘いが一年以上続いています。英語の初期値が低すぎたため、かなり四苦八苦していますが、やればやるだけ伸びるという言葉がまさに今の自分だと痛感しています。こちらのブログとても参考になりました。特にGREに関しては、私はおそらく受けないといけない可能性があるので、不安です。でも、それぐらいの能力を持った人たちが集まる場所で、自分の信じている最適解を再定義し、発展途上国に学校を作り運営していきたい気持ちがあります。とてもいい記事でした。ありがとうございます。