社会人7年目で海外大学院留学を目指す理由③

この記事の続きです。

自分の人生に手触り感を持つきっかけを、機会を問わずに創りたい

「問いから始まる結婚式」を創る経験を通じてそのパワーを実感したと同時に、わたしが次に思ったことは

この機会を「結婚」というターニングポイントに限らず、多くの人に届けたい

ということでした。

結婚はしても良い、しなくても良い

結婚式を創る仕事を通じて、結婚することやパートナーを持つことの素晴らしさやそれに伴う困難、そして全部をひっくるめた美しさを実感しました。

自分という枠を超えて、他者と生きていく覚悟を決めること。お互いを信じて、相手のために変化を選ぶ力。お互いのことを尊重し、心地よく生きるために気遣いあう優しさ。

人間の人格が様々なように、(そんな様々な人間が織りなすからこそ)カップルによってパートナーシップの形は全く違うけれど、どれも素晴らしく愛情深いものでした。人間って、良いなって純粋に思えるようなそんな見えない何かを感じました。

そしてその上で、結婚という選択肢は全ての人にとっての正解というわけではないこと、結婚をしている(た)かどうかでその人の人生の価値は決まらないし自分らしく生きるためにする選択なのであればどんな生き方だって正解になりうるのだと感じました。

だからこそ、人間が一人ひとり自分らしく生きるために自分の人生を自分で選んでいるという実感のある、手触り感のある選択をしていくことが大事なのだと。

生き方が多様化する現代だからこそ、自分にとって手触り感のある人生を

わたしは手触り感のある人生を生きる人が少しても増えてほしくて、そのために「結婚式」というプラットフォームでオリジナルウェディングを通じてお客様の人生に触れる仕事をしていたのだと自分の中で腑に落ちました。

わたしがそれまでの人生で、「自分の人生を生きられていない感覚」に苦しんだ経験があるから。そして、沢山の人の助けと力を死ぬほど借りながらも、自分がちゃんと変化を願い、変化してきた経験があるから。

だからこそ、わたしは普通の結婚式ではなくて「CRAZY WEDDINGのオリジナルウェディング」が大好きなんだ。「人生が変わるほどの結婚式を」なんていうキャッチフレーズを良い言い訳にして、普段の生活じゃ照れ臭くてできないような自分の人生を振り返りをしたり、夫婦二人だけじゃなかなか伝えられないこともプロデューサーを挟んでようやく言えたり。いつもは見て見ぬ振りしている自分自身の本音と感情に触れることができる、そんなウェディングが大好きなんだ。そう思いました。

そして、同時に「結婚」という人生の中でも特大なライフイベントを経験しないと自分の人生に触れられないのはもったいないとも思うのです。

どんなタイミングだって自分の人生に触れて欲しい

先に書いたように「結婚はしてもしなくても良い」からこそ、結婚・結婚式という特大ライフイベントを経験しない人がいても良いと思うのです。でも、どんな人生だとしても自分が自分の人生に触れる機会は絶対にあった方が良い

自分にとっての幸せとはなにか、心躍ることはなんなのか、どんな在り方で生きたいのか

忙しない日常に生きていると忘れがちだけど、大切なこと。

自分を知りたいと願い、自分と向き合う機会を持つことは、結婚というライフイベントをしなくても、いやそのライフイベントの前に身につけるべきベースになると思いました。

ライフイベントなどの機会を問わず、自分の人生に手触り感を持つきっかけを創ることがしたくなりました。

いつでも自分を知り変化できる環境を

そんな思いから、ライフイベントに関わらず人がいつでも自分を知り変化を選べる機会を創りたいと考えた先にAdult Learningという分野に出会いました。

Adult Learningの中でも、自分が今持っている概念を見つめ直し再定義・再評価するというTransformative Learningに関心があります。

日本人は特に、自分が今持ってる固定概念を見つめるという機会が少ないように思います。(ほぼ)単一民族国家だからなのか、家父長制によって絶対的な「正」が根強く残る文化だからなのかはわかりませんが、自分が持つ固定概念に対して「なぜ?」「本当にそうなのか?」を問うことが少なく、気づけばその固定概念に自分が押し潰されてしまうことも多いと感じます。

だからこそ、どんなライフステージでも自分自身を見つめて自分のことを知る機会を得ることや、その学びについてより詳しく留学を通じて学びたいと考えています。

最後に

ここまで長い文章を読んでくださってありがとうございます。

今の時点では留学のための出願が終わったばかりなので、こんなに熱く書いても合格しているかどうかはわかりません。笑(合格を祈ってくださったら泣いて喜びます。)

でも、どんな結果になってもこのチャレンジを大人になってから自分の意志でできたことに嬉しく思っています。失敗しても、ダメだったとしても、このチャレンジを自分で選んで満足して終えられたことがわたしにとって価値あることでした。

そして、このチャレンジをする際にたくさんの人に助けていただきました。

TOEFLの勉強始めたばかりで不安な時期をサポートしてくれたゆきちゃん。志望大学院の卒業生・在校生の皆様には、いきなりのご連絡や初めましてにも関わらず本当に最後まで親切にしていただきました。また、出願のために推薦状を依頼させていただいた教授や上司のみなさんも、お忙しい中にお時間を作っていただき頭が上がりません。そして、わたしの一年間のチャレンジに献身的にそして全力でサポートしてくれた彼に心からの感謝を送ります。

多くの人の優しさと愛情に支えられて、やっと出願できました。本当にありがとうございました。この感謝は生涯忘れません!

そして、今後はわたしもなにかしらの形で誰かの力になれるように努力していきたいと思います。そのスタートがこのブログ。出願期間中にこれまでの先輩方の情報や、英語勉強に関する情報で沢山救われました。だからこそ、わたしの体験もこのブログを通じて少しでも誰かの力になれたら嬉しいです!

終わり♡(長かった。笑)

サクラサクことを祈って…♡

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