もっと考えて、もっと発信しよう。日本はもっとよくなれる。

東京オリンピック・パラリンピック委員の森会長の女性差別発言が話題になっていますね。

開いた口が塞がらないとはこのこと。彼は女性差別がなんたることかをそもそも理解していないのでしょう。

謝罪会見も、なんのための謝罪なのか…。「不愉快な思いをされたみなさまにはおわびを申し上げたい」って、そういうことじゃない。誰かが不愉快な思いをしているから謝罪するとかそういうことではなく、そもそも女性差別的な考えを持ち、それに対して自身に疑問を持つことができない人がオリパラ委員の会長をしていることが問題。

オリンピズムの根本原則にもこう書かれています。

スポーツをすることは人権の 1 つである。すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。

オリンピック憲章(https://www.joc.or.jp/olympism/charter/pdf/olympiccharter2020.pdf)

スポーツをする機会はもちろん、発言や議論する機会も均等に与えられなければいけないはず。大切な根本原則にもかかわらず、それを理解していない代表が取り仕切っていることを同じ日本人として恥ずかしく思います。

令和になっても性差別はそこかしこにある

これまでジェンダー問題について特別なにかを発信したり日常生活でも言及したことはなかったですが、今回の森会長の女性差別発言をうけて、若い世代からちゃんと現状を理解して行動していくことがとても重要なのだと感じました。

なので、自分の考えをこうやって文章にするのはちょっと勇気がいりますが、ちゃんと残していきたいと思っています。

「女性だから〜」「男性だから〜」は必要なのか

森会長の「女性の議論は長い。規制が必要」という発言は、「女性だから、議論が長い」という森会長(男性)視点から女性への差別でした。

この「女性だから〜」「男性だから〜」などの、「○○だから、△△」という言葉。

  • 女性だから話が長い
  • 女性だから甘いものが好き
  • 男性だから強くいなければいけない
  • 男性のくせに女々しい

今回の森会長の発言は明らかに女性蔑視だったけど、実はこれと同じようなことを日常生活で多くの人が無意識にやってしまっているように思います。でも実は、そうやって個人を大枠の中に一括りにして表現することが自体がそもそもおかしいこと。

女性でも端的に話す人はいくらでもいるし、甘いものが苦手な辛党だっている。男性でも女性よりも細やかで気配りができる人だってたくさんいる。

個性や特徴を性別やそれ以外のことで一括りに表現して、思考をストップし、それ以上の想像力を働かせることをやめてしまっているのが問題なんじゃないかと思います。

考えることをやめない。発信することにチャレンジしよう。

思考停止状態の時代から大幅に遅れたこの差別発言について、日本のメディアよりも海外メディアの方が即座に問題視して早く大きく取り上げました。

これは、海外(特に欧米)の方が、様々な人種やバックグラウンドのある人たちが共に生活をしているため、性差別や人種差別などについて日常から考える機会が多いからなのではないかと思います。日本が島国で同一民族国家ということから、他国に比べて「差別」ということ自体について敏感ではなく、アンテナを張っていないのかもしれません。

それに加えて、社会的なことに対して発信・発言することが自体がタブーというか、あまり受け入れられていない印象もあります。

「意識高いねw」「よくわかってないくせに言うなよ」

そんな傍観者の声が怖くて、「自分なんてまだまだだから….」と発言を控えている人って実はたくさんいるんじゃないと思います。日本では長いものに巻かれるのが安全で良いとされている文化がやっぱり色濃く続いていて、何かを発言するときも失敗が許されないような風潮を強く感じます。

できるだけ人と同じ「良い」とされる基準に従うこと、良い成績をとること、学歴の高い大学にいくこと…

少しでもそれから外れると、批判されたり、悪者扱いされたりする。

だけど、目に見えない傍観者(世間の風潮)に巻かれて思考停止して、考えることや行動することを放棄しては、今回の問題の根幹にある【思考停止し、想像力を働かせるのをやめていること】と同じことを自分自身もしてしまうことになるのだと思うのです。

間違っても良いから、チャレンジしよう

傍観者になって大多数の意見に流されるのはもうやめよう。

社会が変わるとき傍観者としてその流れに乗る人になるんじゃなくて、間違っても良いから自分の意見を持とう。社会を変えるための一員になろう。

これは、2021年のわたしの決意です。笑

学びが足りなくて間違ったことを発信してしまうこともあるかもしれないけれど、失敗を恐れてなにもできないよりはよっぽど良いと思うんです。

だから、もっと考えて、もっと発信しよう。

日本はきっと、もっとよくなれると信じてる。

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