ぐうたらだった自分に教えてあげたい!継続するための習慣化3つの心得。

早起き・瞑想・勉強・ヨガ・ランニング・筋トレ…

毎日やったら良いことくらいわかっているけど、なかなか継続できない。特に早起きなんて、早起きするぞって決めた次の日なのに、毎朝3分おきのスヌーズと戦っている。

あるある!笑

わたしなんかぐうたら過ぎて、夜寝る前の歯磨きさえも習慣化できずにいました…。(そのおかげで2020年の年始は、会社の全社合宿を急遽休んでまで歯を抜かねばいけない事態に)そして、大学時代は若いことを言い訳に洗顔して寝ることもままならず、ほんとうにひどい有様でした。笑

この悩みは全人類の悩みなのではないかとすら思えるなにかを習慣として続けるということの難しさ。わたしも生まれてこのかた約30年、どうしたら良い習慣を手に入れることができるのかを試行錯誤してきました。

その中でもこの3~4年は、自分にとって嬉しい習慣を以前よりも楽に身に付けられるようになってきたように思います。

この数年で着実に身についた習慣・成果はこちら。

  1. 早起き(毎朝4:30~5:00には起きる)
  2. 一日2~3Lの水を飲む
  3. 英語学習(TOEFL65→106)
  4. 毎朝のJournaling

これらの習慣は、個人的には全く苦しくなくむしろ生活の一部になっています。意識する前に行動できるレベルになりました。

他にも、今は菜食(ゆるくヴィーガン)にチャレンジ中でこれも約一ヶ月経ちますが問題なく続けられているし、ここ一ヶ月は毎朝お弁当を作ることも淡々と続けられています。

そして、実際に習慣が身につくだけではなくて実は他にも良いことが。苦しくなく自然に習慣化できるようになると、不思議と周りから「ストイックだね」と言われるようになり、「継続できるのすごいね」といきなり意志力の強いすごい人のようになれます。

それは、「そういう人」としてのブランディングができるということ。なんか着実にやってるな、ちゃんと頑張れる人なんだなと他人に思ってもらえるのってなかなかないことなので、自分の生活の質を向上させるだけでなくブランディングにもなるのはほんとうに一石二鳥なのです。

単純にあることを淡々と続けている人をストイックと言いたくなるほどに、みんな習慣化することや何かを安定的に継続することに苦手意識があるんだなぁと実感します。

でも、わたしが側から見て「ストイックですごい人」になれたように、誰でもコツをつかめば物事を継続するのは実は簡単だと思うのです。

そこで「習慣を継続したい」と思っているけどなかなかできない人に向けて、昔のわたしが知りたかった心得3つを紹介します。

習慣化の3つの心得

ぐうたらでなんにもできなかった昔の自分に教えてあげたい3つの心得はこちら。

  1. やめることを決める
  2. 自分の意志力は信じない
  3. 完璧は求めすぎない

習慣化するための心得は、意外とシンプルで簡単なんです。

1. やめることを決める

「新しい何かを自分の生活に取り入れて習慣にしたい!」と思うと、みんな先に「いつやるか」「どうやってやるか」を考えがち。

これは現代病というか、もっともっと良くなりたい!と願ってしまう人間の性なのかも知れないけれど、今ある生活の中に+αでなにかを追加しよう!という気持ちだと、後々自分を苦しめてしまうように感じます。

もっともっと!さらに良い生き方を!!

階段を登り続ける人のよう

そんな強迫観念にも似たような、重ねて重ねてさらに上を目指すような生き方や在り方は苦しい。それと同じように、日々の生活には在り方が一番現れるからこそ追加して増やして膨張させるような形ではなく、余白を生む思考で取り組み始めることをお勧めします。

1日は24時間しかないし、体力にも限界があることを受け入れる

これは紛れもない事実で、だれにも変えられない真実です。

だからこそ何かを増やして膨張させ続ける思想ではなく、今あることからまず始めに引き算をして自分が得たいものを得るための余白を生むことから始めることが大切です。

自然のなかでも、余白があるからそこに新しい水が少し流れ入り小さな流れから小川になり、やがて大きな川になるように、大きな川(習慣)を確立するための最初の一歩は「余白を生む」ことなのだと思います。

やめることを決めて余白を生む

余白を生むためには、「やめること」を決めることが一番簡単。なにかを工夫したり、こねくり回したりせずに、ただ単純にやめると決意すること。それだけで、その瞬間からの行動は変わります。

例えば、わたしが早起きを習慣化したいときに決めたことは夜更かしすることをやめること。とっても簡単。それまでは、気付いたら24:00を回っていたりすることもあったけれど、夜更かしすることをやめると決めてからは22:30までには必ず布団に入って目を瞑るようになりました。

そうすると、自然に1時間30分は普段よりも早く寝ることになるので、睡眠時間も短くせずにすっきり朝目覚めることができる。単純だけど、一番効果的な「余白」の生み方です。

で、ここでの疑問は、じゃあどうやっていつもより1時間30分早く寝るかということだと思います。

これもすっごく簡単で、夜の1時間30分でやろうとしていたことを朝やることにするんです。単純に、一番大切で守りたいことは「やめる」ことを決めた上でそれを確実に遂行すること。だから、22:30までに寝ると決めたのならば、それを遂行できるように他を工夫します。時間は平等に24時間だからシンプルに考えて、夜やろうとしていたことを朝にやることにしてみる。

そうしてみると、実はその夜にやろうとしていたことがそこまで重要ではなかったり、意外と無駄な時間を過ごしていたりすることがわかったりします!

今使っているノートとペン^^

Journalingを習慣化するときも、同様に「やめる」ことを決めました。

わたしは毎朝起きたらノートに向かって自分自身と対話をするJournalingをすることから一日をはじめています。Journalingは今はわたしにとって毎朝の大切な儀式というか、習慣になっていますが、それまでは朝起きてから気になることがあり過ぎて集中できない状態でした。

そこでやめると決めたのは、iPhoneを起きてから3時間は触らないということ。どうしても朝の起き抜けにベッドの上でSNSのチェックとかしてしまいがちで、自分が寝ている間に起きた出来事や友人のポストが気になって見ちゃうのがそれまででした…。でも、朝の時間をどう有効に活用したいかと考えたら決してSNSチェックのためではないことは明白ですね。笑

なので、ここでもiPhoneを3時間は触らないことを決めて、その代わり起きたらすぐにノートに向かうようにしました。iPhoneはベッドから遠く離れたところでアラームをセットして、目覚めてアラームを切ったらそのまま放置します。たったこれだけ。

起きてからの3時間に携帯を触らないと決めるだけで、朝の時間が数倍も有意義になることに気付きます。

2. 自分の意志力は信じない

継続力のある人や習慣化がしっかりできている人は、「意志が強いからそこまでできるんだ」と思われることが多いです。

ただ、実際はそんな意志力強い人間なんていないよ…。笑

継続力があったり習慣化している人は、実はだれよりも「自分の意志力を信じていない人」なんじゃないかと思います。

「ダイエットは明日から!」とか、なにかを始めようとしても「明日はきっとやるから今日はいいか。」とかそんなことを思ってしまうことは多々あると思います。

継続力のある人は、そんな風に「明日の自分に期待はしない」のが特徴のように思います。自分の意志力は信じない。明日の自分の意志に期待をしない。

だからこそ、システム化が大事なんです。

自動的に身体が動くシステム(フロー)をつくる

自分の意志力を信じないとすれば、自動的(オートパイロット)に自分自身を動かすシステムを作るのが一番手っ取り早い方法です。

自分が頭の中で「これをこうやって、こうしてそのあとこうで…」と考える前に、自分の身体がオートマチックに動いてしまうシステムがあれば、有無を言わせず行動できます。

例えば、一日2Lの水を飲むことを習慣にするときは、寝る前にテーブルの上に空のグラスを置いておいて、朝目が覚めてグラスを見ることで「水を飲もう」と思えるようにするようにしました。そうやって「きっかけ」をシステム化して作っておく。そのグラスを見れば、自分の願う習慣を思い出して自動的に水を空のグラスに入れて、最初の一口を飲み始めることができます。

始めの数日はテーブルの上のグラスを見て「きっかけ」として思い出すけれど、一週間も経てば朝起きて水(白湯)を飲むことを無意識のうちにできるようになります。そんなオートパイロットモードに突入すれば、もう習慣化できたも同然です^^

ちなみに、これは英語の勉強でも同じことができます!

朝起きて、テーブルの上に単語帳を置いておく。椅子に座ったら、まずは単語帳を一回開いて見てみる。完璧に覚えなくても、ちらっと単語を見続けるだけでもかなり効果的です。ぜひ試してみてください!

3. 完璧は求めすぎない

最後の心得が、一番大事なんじゃないかと思います。

何かを始めたときに完璧の状態や100%を目指しすぎると、継続が少しでも途絶えた瞬間に、それ以上やることの意味を見出せなくなることってありませんか?

わたしはこれまでずーっとそうでした。

年始の抱負を語っても、三ヶ日だけ頑張って言葉通り三日坊主でそのままぷっつり継続できなかったり。途中までは意気揚々と続けていても、ある日ぱったりやる気が起きずにそのままやめてしまったり。

そうやって継続できなかった大きな理由は、三日坊主で四日目に継続できなかったことを「悪」とするマインドからくるのだと思います。

人間の心やパフォーマンスのリズムは一定ではないことを受け入れる

人間にはみんなバイオリズムがあって、どんな人でもずーっと一定のパフォーマンスを継続して出し続けることは難しいはず。特に女性は、一ヶ月の間でもホルモンのバランスで気持ちや体調が揺らぎやすく、ずーっと一定に同じことをし続けるのは至難の技。

にも関わらず、なにかを継続したり、習慣化するときにはなぜか完璧に毎日欠かさず一定にそれを淡々と行うことを自分に求め過ぎているように思います。

だから、そんな変なところでストイックにならなくて良い。(と昔の自分に伝えてあげたい。)

自分自身に波があることを受け入れてその波自体を包み込む視点で自分のことを見れたなら、変なところにストイックにならずに、そのときにできる最善の行動ができます。

完璧にやることではなく、進化(成長)に重きを置こう

決して毎日完璧にやることが目的ではなく、継続・習慣化して得たい成果(進化や成長)が得られていることが目的のはず。いつの間にか、継続するという手段が目的と化してしまい、継続することができていないと一気に気分が落ち込んでぱったりと行動をやめてしまうのはもったいない。

完璧に遂行することではなく長期視点でみた成果が大切だということを忘れないことが大切。

思うようにできない日があっても、「そういう日もあるよね。大丈夫大丈夫」と自分にポジティブな声がけをして、淡々と次の日にこなせば良いだけなんだと思います。

三日坊主になってしまって仮に四日目に継続できなくても、五日目にまた再開すれば良い。もしかしたら、五日目もできなかったらその次の日にはできれば良い

そのくらいゆるく自分を許して行動し続けることが、長い目線で見ると自分にとって好ましい習慣を着実に手に入れるためのポイントのように思います。

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